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2024/07/09
竜子オリジナル似顔絵ハンカチタオル (藤原浩・水田竜子30周年記念)
七夕の日に開催された『藤原浩・水田竜子 二人の宴』を記念して製作されたオリジナル似顔絵ハンカチタオルを販売開始いたします!
素材がとにかくいいのでこの時期おすすめです!
竜子オリジナル似顔絵ハンカチタオル
ご購入はこちらからどうぞ
2024/07/03
完売御礼!7月7日(日)藤原浩&水田竜子 二人の宴 吉祥寺エクセルホテル東急のお知らせ
完売御礼となりました。
お越しいただくお客様はどうぞお気をつけてお越しくださいませ。
藤原浩&水田竜子デビュー30周年記念
二人の宴 〜七夕に願いをこめて〜
デビュー30周年の藤原浩と水田竜子が七夕にお送りする特別な1日
2024年7月7日(日)
吉祥寺エクセルホテル東急 8F アンバサダールーム
東京都武蔵野市吉祥寺本町2丁目4番14号 JR吉祥寺駅から徒歩8分
受付開始・12:00 お食事開始・12:30 終演予定・16:00
チケット(全席お食事とフリードリンク付き)
エキサイティングシート(前方席・特典DVD付き)¥22,000-(税込)
S 席 ¥18,000-(税込)
エキサイティングシート(前方席)のお客様は当日収録した映像を後日DVDにてお送りいたします。
お申し込みとお問い合わせ フジミ・プロ 042-453-7740(10:00-18:00)
2024/03/01
水田⻯子ハンドメイドアクセサリーSHOP “R's” リニューアルのお知らせ
水田⻯子ハンドメイドアクセサリーSHOP “R's” リニューアルのお知らせ
日頃より水田⻯子ハンドメイドアクセサリーSHOP “R's” を ご利用いただきありがとうございます。
この度、“R's”のアクセサリーをリニューアルさせていただく事に なりました。
本日より8日までリニューアル記念として10%OFFにてご購入いただけます(アクセサリーのみ)
2024 年 3 月 1 日 水田⻯子ハンドメイドアクセサリーSHOP “R's”
2023/07/11
8月9日発売 DVD『水田竜子30周年記念リサイタル』
水田竜子の歌手生活30周年の集大成リサイタルを収録したDVDが2023年8月9日に発売されます。
収録曲等、構成・演出を担当した水田竜子のコラム交えて紹介してまいります。
『水田竜子30周年記念リサイタル』
KIBM-976 ¥5,500-(税抜価格¥5,000-)
「水田竜子 30周年記念リサイタル」DVD 特典配布店のご案内
8月9日(水)「水田竜子 30周年記念リサイタル」(KIBM-976)を、
メーカー特典配布店舗でお買い上げいただいたお客様に、
先着で特典「A4クリアファイル」(非売品)を差し上げます! ※各店舗”特典”がなくなり次第、終了です。 ※在庫に関しては各店へお問い合わせください。 【対象商品】 2023年8月9日(水)「水田竜子 30周年記念リサイタル」
(KIBM-976)価格:¥5,500 (税抜価格:¥5,000) 【メーカー特典】アナザージャケット&ディスコグラフィー(A4クリアファイル) ※サンプルは表面と裏面を開いた画像です。 【特典配布対象店舗】 県名 店名 茨城県 楽園堂 東京都 CDショップ五番街 静岡県 イケヤ プレ葉ウォーク浜北店 愛知県 濃尾商会 三重県 村林楽器店 島根県 歌の駅えんか 福岡県 松田楽器店 WEB amazon.co.jp WEB KING e-SHOP WEB セブンネットショッピング WEB タワーレコードオンライン WEB TSUTAYA ONLINE SHOPPING
水田竜子30周年記念リサイタル〜横浜・関内ホール〜
令和5年4月22日(土)
開場14:00/開演15:00
企画・オフィスカンタービレ
制作・オフィスカンタービレ・KMミュージック
後援・キングレコード
協賛・安藤商事/楽園堂
水田竜子バンド『カラオケ喫茶♡竜子』
Bandmaster/Arrenge/Bass 斉藤真也
Guitar 堀口宣行
Drums 村田一弘
Piano 畠中文子
Synth 中谷幹人
Sax 中澤まどか
三味線 矢吹和之
三味線 安藤龍正
422チラシ.pdf (1.48MB)
〜水田竜子よりメッセージ〜
30周年記念リサイタルを開催させて頂く事が決まったのは、開催日から約1年程前でした。
私にとって5年に一度の大きな舞台。
25周年が終わった時から、私の中では30周年に向けての構想が始まりました。
普段から色々なジャンルのコンサートや舞台などを観るのが大好きで、毎回その中で素晴らしい演出などを書き留めておくのが私の趣味でした。
実際、参考になるものはコンサート以外にも沢山あります。
映画、ドラマ、ミュージックビデオ、小説、漫画など…日本だけではなく海外の作品もとても参考になります。
今回の30周年記念リサイタルの中でも、それらを参考にした場面が沢山ありました。
日々、色々な場所でステージをさせて頂きますがそのほとんどは私自身で構成をさせていただいています。
そう言ったステージでお客様の反応などを見る事ができるのも、とても勉強になります。
さて、今回の30周年記念リサイタルでは
私・水田竜子が構成と演出をさせて頂きました。
しかし、これは最初から決まっていた訳ではないんです。
スタッフから「やりたい事や歌ってみたい曲を何でもいいからとにかく書いてみて?」と言われたので、いつもの癖で自分の中で1つのショーとして考えた構成案を提出しました。
そしてそれを見たスタッフが、「本人の構成案で行こう!」と賛成してくれたのです。
正直な所、内心は「本当に大丈夫なのかな?」と少し不安でした。
しかし、周りからの後押しと支えてくれるスタッフの励ましで構成と演出をさせていただく事になりました。
構成と演出をする中で、私がいつも気をつけているのは「お客様の立場になる事」。
自分が観客席から観ているという場面を想像しながら構成しています。
そして、お客様と私の気持ちが一つになるよう私自身もその構成の中に入り込めるようにと考えながら作りました。
第1部は、沢山の名曲をカバーしながら
色んな思い出や私の気持ちを皆様に聴いていただきたい!と考えました。
オープニングでの白いドレスは
オープニング曲の「マイ・ウェイ」の歌詩にもある「私には愛する歌があるから、信じたこの道を私は行くだけ」という気持ちとここからまた新たな気持ちで歩んで行きたいという事を
ドレスで表現させて頂きました。
肩からかけた白いショールは、私の手作りです。
楽曲と衣装というのはとても重要だと私は考えています。
今回の構成の中でも、衣装の演出はとても頭を捻りました。
赤と青の元気なカラーの組み合わせで歌わせていただいた「君は薔薇より美しい」。
布施明さんの名曲ですが、楽曲アレンジは少しポップなものを選んでいます。
テンポのあるリズムで皆さんに楽しく過ごしていただきたいという思いから選ばさせていただきました。
楽曲アレンジで言えば、「釜山港へ帰れ」は
原曲から離れ、ロックを思わせるアレンジにしていただきました。
今まで沢山の釜山港へ帰れを聴いて来ましたが、ロックのリズムとアレンジで歌ったらどうなるのか?という私の希望を実現していただきました。
構成打ち合わせの段階では、「前奏を聞いても、何の曲なのか分からなくしてほしい!」という無理なお願いを聞いていただきました。
第1部の最後の楽曲の「夜桜お七」は
私の大好きな楽曲です。
妖艶なイメージとロック調のリズムの名曲を歌わせていただく時、どの様なイメージの水田竜子であれば良いか?ととても悩みました。
我が家の衣装部屋の衣装と日々睨めっこをし、この歌でのドレスは私の名前にもある「ドラゴン」をモチーフにしたドレスを選びました。
このドレスを着るのは、おそらく20年ぶりくらいでしたがリサイタルにお越しくださった方々から大変お褒めのお言葉をいただきました。
第2部は、私のオリジナル作品で構成させていただきました。
「歌で旅をする」というテーマの中で、日本全国のご当地ソングを盛り込ませていただきました。
ドラマチックなオープニングの「霧の土讃線」、お着物を着て歌うのが定番になった「霧島の宿」。
25周年記念曲の「礼文水道」などなど…
楽曲一つ一つには、想い出があります。
その中でも、私の中で今回のリサイタルの目玉となる
「そして海峡〜令和ニューバージョン」は
私がデビュー間もない頃から、いつかリサイタルで歌わせていただきたいと願っていた楽曲です。
この歌を初めていただいたのは、まだ10代の頃でした。
その頃、「まだこれを歌うには早すぎるのではないか?」という当時のスタッフの意見もありました。
そんな事もあり、なかなか歌う機会に恵まれず埋もれてしまった楽曲でした。
しかし、私はこの楽曲が大好きで
いつかこれを上手に歌い上げる歌手になりたい!と密かに思っていた事もあり
近年、「そして海峡〜令和ニューバージョン」として再収録し発売させて頂きました。
構成をするにあたり、この楽曲を中心にして構成を組み立て始めたと言っても過言ではありません。
そして、せっかく念願だった楽曲を歌わせていただくので是非!津軽三味線の演奏と共に歌わせていただけないか?とスタッフに相談した所、賛成していただき実現しました。
元々、この楽曲には津軽三味線の決まった演奏の仕方は残っていなかった為
バンドマスターの斎藤氏と津軽三味線の矢吹氏と安藤氏で新たな演奏を生み出してくださいました。
歌っている私も痺れてしまうほどの素敵な楽曲に幸せを感じながら歌わせていただきました。
そして、その後の津軽三味線での演奏も私の希望でした。
津軽三味線だけ演奏で盛り上げていただきたい!それもかっこよく!というのが私の希望でした。
そんな私の言葉をしっかり形にしていただいて、リハーサルで聞いた時に感動で震えました。
第2部の後半の「紅花の宿」、「新庄恋しや」は歌手・水田竜子として数えきれない想い出がある楽曲です。
この楽曲を心待ちにしてくださるお客様も多く、この2曲はリサイタルの中でも映える場所で歌わせていただきたいと考えました。
アンコールは、お着物からドレスに着替え
「酔っぱらっちゃった」「宗谷遥かに」をまず歌わせていただきました。
私の今までのアンコールの定番曲と言っても良い2曲です。
お客様の中には、「この歌を聴かないと始まらない!!」と言ってくださる方も多くとても嬉しい限りです。
そして、リサイタル最後の曲は「カーテンコール」。
この楽曲は、水田竜子が主人公です。
30周年を迎えた私の、今まで生きて来た道とこれからの歌の道をテーマに作っていただきました。
16歳で故郷旭川から東京へ上京した私が
歌手でデビューを果たし、その後色んな想いを抱えながら沢山の皆様に支えていただき
そしてあたたかく応援していただいた事。
愛する歌と愛する人へ送る楽曲です。
30年の全ての感謝を込めて歌わせていただいた「カーテンコール」です。
今回のリサイタルを構成・演出するにあたり
スタッフの皆さん、そしてバンドマスターの斎藤氏には大変お力をいただきました。
バンドメンバーの皆さんも、私のぼんやりしたイメージを形にしてくださり感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、素晴らしい楽曲を生み出してくださった作詩家・作曲家の先生にも感謝しております。
また、リサイタルでアナウンスをしてくれた歌手の後輩の皆さんにも改めてありがとうと伝えたいです。
沢山の皆さんのお力で実現できた
「水田竜子30周年記念リサイタル」。
是非、DVDでもお楽しみいただけたら幸いです。
収録曲
2023/04/25
岩本晶子さんのライナーノーツ(京都の町からもう一度/カーテンコール)
かつて洋楽レコードには必ずと言っていいほどライナーノーツと呼ばれる解説文が封入されていました。レコードに針をおとす前に読む人、何度も聴いてからあらためて読む人、人それぞれの読み方がありましたが、いずれにしても楽曲の想いをさらに深める『想像の旅』を、このライナーノーツが担っておりました。
水田竜子は、2018年発表の『礼文水道』よりオフィシャルサイトにてライナーノーツ掲載をはじめました。執筆いただいているのは岩本晶子さん。かつて音楽誌のライターを担当し、現在は次世代のライターを育てる専門学校で教壇に立っておられます。
楽曲とは関係ないプライベートを掘り下げるインタビューが乱立している中、氏のインタビューは楽曲に対する探究心と新たな発見、そして何より歌い手の的確な分析と愛情が溢れておりました。
今回の『京都の町からもう一度/カーテンコール』でも執筆を依頼させていただきました。今回も、岩本さんにお渡しした資料は、詩と楽曲音源のみです。余計な情報はいっさいお渡ししない中で創り上げてくださったライナーノーツです。
読み方は人それぞれです。お聴きになってから、、、 お聴きになる前に、、、あるいはジャケット写真を眺めながら、、、人それぞれです。それがライナーノーツです。どうぞ歌の旅をお楽しみください。
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“行間を読み解く”という言葉がある。
水田竜子の30周年記念曲「京都の町からもう一度」には難解な語句はなにひとつなく、なじみ良い親しみのある言葉のみで綴られている。
だからこそ、フレーズとフレーズの間に込められている想いを心して感じ取る必要がある。
“色々あったけど…” と、ひとまとめにしているようでいて、実はここに、この歌を聴く人それぞれの “色々” を置き換えるための “余白” が隠されている。
また、“恋に破れて旅する女は後ろ向きである” という幻想も捨てることが望ましい。
“今度” に込められているのは、いつか訪れるであろう倖せではなく、必ず倖せになってみせるという想いであり、確信的な決意そのもの。
まるで、新たな倖せをもう見定めているとでもいうような──。
この歌の中で、主人公の女性の後ろ姿を見ることはない。
その後ろ姿を追う形ではなく、リセットされた穢(けが)れなき心で前へ前へと歩を進める女性の、未来(さき)を見据えた瞳の視点で聴くことが、この歌の核心に迫ることのできる正しきルートなのだ。
タイトルフレーズを耳に、そして心に刻んでみれば、二回繰り返される「もう一度」に、“想い出” の重みと“夢” に向かう軽やかさが共存していることが理解(わか)る。
彼女が新たな倖せを見つける日はもう、近い。
その一方で、もう一人の主人公が愛を歌い上げながら「カーテンコール」を浴びている。
この歌をたどれば、水田竜子の軌跡とその胸のうちを知ることができるまさに等身大のサンクスソング。
私たちはなぜ彼女の歌声に惹かれるのか──その答えもこの中にある。
伸びやかな高音、心を落ち着かせる語り調の中低音、その歌世界をリアルに再現する歌唱テクニック、きらめきをまとった表情、しなやかな仕草……いずれも正解であるが、なにより、彼女が客席へ、聴者へ贈り続けていたもの──その芯部となっているのが、嬉々たる想いでラッピングした“愛”であり、たえることなくあふれ続けている“ありがとう”であるからだ。
まばゆいステージライトが光のカーテンを織りなす中、誇らしくも輝きを見せていたかと思えば、次の瞬間には目の前にいて、寄り添うように微笑みかけてくれる。
その存在はプリズムだ。
物語を読み解くには読解力がいる。
歌を聴くには聴解力が──30年という月日をかけて熟練・熟成された水田竜子の歌を聴くことで、自ずとその聴解力は磨かれ、より歌を愛おしいという想いが深くなるはずだ。
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©akiko iwamoto
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